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F1最速のピット作業で12秒もかかった「ありえないミス」の真相
なぜ世界最高峰のメカニックが「平凡なサラリーマン」になってしまうのか 〇あなたの職場にもいませんか?「やる気を失った優秀な人」 2025年10月26日、F1メキシコGP。レッドブルレーシングで信じられないことが起きました。 通常2.5秒で終わるタイヤ交換に、なんと 12秒 もかかったのです。しかも、ミスをしたのは世界最高峰のメカニックたち。年収数千万円、世界中から選ばれたエリート集団です。 「 プロがそんなミスをするはずがない 」 そう思うかもしれません。でも、これ、実はあなたの会社でも起きている現象なんです。 「昔はバリバリ働いていたのに、最近は最低限の仕事しかしないAさん」 「企画力があったのに、全然アイデアを出さなくなったBさん」 心当たり、ありませんか? 〇東大卒のエンジニアが「指示待ち人間」になった理由 ある大手銀行に、東大大学院でAIを研究していた優秀なエンジニアがいました。入社時は「銀行のDXを推進する」と意気込んでいた彼。 しかし3年後、彼は完全な「指示待ち人間」になっていました。 何が起きたのか? 入社1年目、彼は画期的なAI

吉田 薫
10月28日読了時間: 6分


ワークライフバランスと法令遵守を混同していませんか?人事担当者が知っておくべき重要な違い
はじめに 企業の人事担当者の方々と話をしていると、ワークライフバランス(WLB)と法令遵守を混同されているケースに頻繁に遭遇します。 たとえば、過去の大きな労働問題が報道されたとき、「WLBの欠如が原因」という解説を目にしたことはありませんか? 実は、この理解は正確ではありません。 そして、この混同が企業に大きなリスクをもたらす可能性があります。 本記事では、WLB推進の専門家として、この重要な違いを解説し、貴社のリスク管理と真の働き方改革に役立つ情報をお届けします。 1. WLBと法令遵守は「別レイヤー」の概念 1-1. 二層構造で理解する 多くの企業が見落としている点があります。それは、 法令遵守とWLBは次元が異なる ということです。 ━━━━━━━━━━━━━━━ 【レイヤー2】ワークライフバランス 多様な働き方の選択肢提供・組織文化の醸成 推奨される取り組み ↑ 【レイヤー1】法令遵守(コンプライアンス) 労働基準法・労働安全衛生法・ハラスメント防止法の遵守 法的義務・違反は罰則対象 ━━━━━━━━━━━━━━━ 1-2. それぞれの

吉田 薫
10月17日読了時間: 6分


「働いて働いて働く」vs ワークライフバランス、あなたが誤解している本当の意味
〇政治家の発言で炎上したワークライフバランス、実は9割の人が勘違いしている ■「働け働け」発言の真の問題点 大物政治家の「働いて働いて働く」発言が物議を醸した。SNSでは賛否両論が飛び交い、「ワークライフバランス(WLB)を否定するのか」「いや、働きたい人の自由だ」と大炎上。 でも、ちょっと待ってほしい。 この議論、そもそも ワークライフバランス(WLB)の意味 を誤解していないだろうか? 〇ワークライフバランス=「働くな」じゃない!勘違いしている人、続出 まず、多くの人が持っているワークライフバランス(WLB)のイメージがこれだ。 • 「定時で帰ろう! 残業は悪!」 • 「頑張りすぎないことが大事」 • 「とにかく休もう、働きすぎはダメ」 • 「若い世代の新しい価値観」 正直に言おう。 これ、全部間違っている。 WLBは「働くな」じゃない。「 選べるようにしよう 」なのだ。 〇本質は「システム設計」にあり ここが最も重要なポイントだ。WLBを理解するには、 2つの層 で考える必要がある。 【第1層

吉田 薫
10月15日読了時間: 5分


「勇者ヒンメル」に学ぶウェルビーイング経営の本質~アニメが示す、次世代リーダーシップの理想形
〇はじめに:なぜ今、フィクションから学ぶのか 「 ウェルビーイング経営 」「 心理的安全性 」「 パーパス経営 」——これらのバズワードが飛び交う現代のビジネスシーン。しかし、実際の職場では「理論は分かるが、どう実践すればいいのか」という声が絶えません。...

吉田 薫
10月2日読了時間: 7分


沈黙の艦隊に学ぶリーダーシップ論~海江田四郎とイーロン・マスクが示す「破壊的変革」の組織マネジメント
映画「沈黙の艦隊」の海江田四郎艦長とイーロン・マスクには、意外な共通点がある。どちらも既存システムを根本から変える「破壊的リーダー」として、組織を驚異的なパフォーマンスに導いている。彼らの手法を分析すると、変革期の組織運営における重要なヒントが見えてくる。...

吉田 薫
9月25日読了時間: 5分


映画「8番出口」から学ぶ現代リーダーシップ論
https://www.fashion-press.net/news/131963 〜無限ループから脱出するための「異変感知力」〜 〇はじめに 2025年夏、若者を中心に社会現象となった映画「8番出口」をご覧になっただろうか。原作は2023年にリリースされた同名のインディー...

吉田 薫
9月16日読了時間: 7分


福山雅治さんの件で見えた、中小企業が今すぐ気をつけるべきこと
〜「お客様接待」の落とし穴と、SNS炎上から会社を守る方法〜 最近話題になっている福山雅治さんとフジテレビの件、皆さんはどう思われましたか?「有名人の下ネタ問題でしょ?」と思った方、ちょっと待ってください。 実はこの問題、どんな会社にも起こりうる「とても怖い話」なんです。特...

吉田 薫
8月20日読了時間: 6分


【夏休み特別企画】緊急報告書:鬼殺隊への労働基準監督署立入検査結果
~善意の組織に潜む深刻な労働問題~ 調査日時: 大正4年某日(無限城調査の翌週) 調査対象: 一般財団法人鬼殺隊 代表理事: 産屋敷耀哉 調査官: 労働基準監督署特別調査チーム 【調査の経緯】 前回の「鬼舞辻カンパニー」調査において、対抗組織として「鬼殺隊」の存在が...

吉田 薫
8月7日読了時間: 10分


【夏休み特別企画】緊急報告書:無限城への労働基準監督署立入検査結果
~史上最悪のブラック企業「鬼舞辻カンパニー」の実態~ 調査日時: 大正4年某日 調査対象: 株式会社鬼舞辻カンパニー(通称:無限城) 代表取締役: 鬼舞辻無惨 調査官: 労働基準監督署特別調査チーム 【概要】 匿名の内部告発により、「無限城」なる企業組織への緊急立入...

吉田 薫
8月6日読了時間: 6分


なぜ寄せ集めクルーが連邦軍を超えたのか?~多様性の中で生まれる最強チーム~
https://x.com/tnahc0127/status/1589950823844687873/photo/1 〇なぜ「寄せ集め」が最強チームになれたのか? 「僕にはまだ帰れる所があるんだ!」 ファーストガンダム最終話、アムロ・レイがシャアとの最終決戦を前にこう言い放...

吉田 薫
7月24日読了時間: 9分


レジリエンス力を職場で発揮するには
今年度に入り、メンタルヘルスケア研修において「レジリエンス(逆境や困難を乗り越えるしなやかな力)」というキーワードをご希望される企業様が増えてきました。私自身もこの「レジリエンス」に関わる6つの要素とにらめっこしながら、「どう表現すれば伝わるのか」と改めて考え、...

AKI IMAIZUMI
7月19日読了時間: 2分


フジテレビ・日産・レッドブル、3社同時「現場出身社長」の深層分析
なぜ今、政治力より現場力が選ばれたのか?働く人への影響を考える 〇2025年、相次いだ「意外な人事」の真相 今年、日本のビジネス界で話題になった人事があります。 フジテレビ:清水賢治社長(64歳) アニメプロデューサー出身 日産自動車:イヴァン・エスピノーザ社長(46歳)...

吉田 薫
7月18日読了時間: 7分


F1チームの崩壊に学ぶ──創業者なき中小企業が陥る『静かな崩壊』
☆F1という"異世界"に起きた異変 ブラッド・ピット主演の映画『F1』が話題を集める裏側で、現実のF1界では衝撃的な"実話"が進行している。2023年には史上最も支配的なシーズンを送り、ほぼ全ての勝利を手にしたレッドブル・レーシングが、2024年に突然の失速を見せたのだ。...

吉田 薫
7月1日読了時間: 8分


今年も増加傾向ー令和6年度「過労死等の労災補償状況」が公表されました
厚生労働省より、令和6年度「過労死等の労災補償状況」が公表されました。 https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59039.html 業務災害に係る精神障害の請求、決定及び支給決定件数は、また増加しました。...

AKI IMAIZUMI
6月26日読了時間: 2分


「いっちょ噛み当事者面」する人との距離の取り方~心理学的アプローチによる対処法~
現代社会において、SNSやメディアの普及により、本来無関係な事柄に対して「 いっちょ噛み 」で関与し、批判されると急に当事者面をする人が増加しています。このような行動パターンを示す人々との関わりは、職場でも私生活でも大きなストレス要因となり得ます。...

吉田 薫
6月23日読了時間: 5分


なぜ業績好調なのに「何かがおかしい」と感じるのか?
職場の隠れた不調を7分で見抜く方法 前回のコラムで、組織の「見えない声」に耳を傾けることの重要性についてお話ししました。多くの読者の方から「確かにうちの会社にも当てはまる」「でも具体的にどう把握すればいいのか」といった反響をいただきました。...

吉田 薫
6月19日読了時間: 4分


フジテレビの「偽装コンプライアンス」が招いた悲劇:形だけの規程が生んだハラスメント地獄
元フジテレビ笠井氏の証言が暴く「偽装コンプライアンス」の正体 フジテレビの性加害問題について、元フジテレビアナウンサーの笠井信輔氏は「 フジテレビのコンプライアンスは厳しかった 」と証言しました。しかし、この発言こそが「偽装コンプライアンス」の決定的な証拠なのです。...

吉田 薫
6月17日読了時間: 8分


なぜ退職者の54%が本当の理由を隠すのか?
優秀な人材流出の真因と組織の危険信号 驚くべき事実があります。 エン・ジャパンが2024年に実施した調査によると、退職経験者の54%が「本当の退職理由を会社に伝えなかった」と回答しています。つまり、半数以上の人が本音を隠したまま職場を去っているのです。...

吉田 薫
6月11日読了時間: 4分


フジテレビ×いわき信組──“沈黙の組織”が企業を壊す日
「ガバナンス」「コンプライアンス」「内部統制」──耳馴染みのある言葉でありながら、実際には“ 他人事 ”としてスルーされがちなこの3つ。だが2024年から2025年にかけて、私たちはその“ 他人事 ”がどれほどの破壊力を持つかをまざまざと見せつけられる出来事に直面した。...

吉田 薫
6月9日読了時間: 6分


"静かに辞める人"を防ぐ、今こそ6月の職場点検
サイレント退職──会社に何も言わず、音もなく離職の準備を進める社員が増えています。「うちの社員は大丈夫」と思っている職場ほど、7月に突然の退職届が並ぶ可能性も。特に6月は、その“兆候”が見え始める重要なタイミングです。 この記事では、なぜ今「6月の職場点検」が重要なのか、そ...

吉田 薫
6月9日読了時間: 4分
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