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プロフィール
登録日: 2023年5月19日
プロフィール
ITマネージャー
データアナリスト/データサイエンティスト
経済産業省認定 応用情報処理技術者
RPA認定技術者(WinActor)エキスパート
受賞歴:通産省 1998年度グッドソフトウエア賞
プログラマー(PG)からキャリアをスタートしてシステムエンジニア(SE)、プロジェクトマネージャー(PM)、ITコンサルタント、ITインストラクター、企業情報システム担当までIT関連の多くの業務に携わる。
近年は、データマイニングを活用した業務効率化を行う。
現在は、主にHR領域のデータ分析で組織改善の提案に携わる。
記事 (84)
2026年2月16日 ∙ 8 分
「うちは特殊だから」が会社を殺す~倒産寸前のポルシェを救った「当たり前」の改革 ~
〇日本の製造業にも、まだ希望はある 1992年10月、ドイツ・シュトゥットガルト郊外。ポルシェ本社工場の駐車場は、ガラガラだった。「かつては満車で路上駐車が溢れていたのに。駐車スペースの3分の2が空いている」と、当時を知る関係者は語る。レイオフで人が減り、ラインは止まり、在庫の山が工場を埋め尽くしていた。 56歳のマイスター(職人)、ハンス・シュミット(仮名)は、空冷エンジンの前に立っていた。40年の経験で磨かれた手は迷いなく動くが、その目には誇りはなかった。「このエンジンを組み立てても、売れるのか?」 28歳の若手エンジニア、マルティン(仮名)が声をかけた。 「この工程、マニュアル化できませんか?」。 ハンスは答えた。 「 見て覚えろ。それが伝統だ。うちは特殊なんだ。トヨタとは違う 」 少し離れたところで、この会話を見ていた男がいた。3ヶ月後にCEOとなるヴェンデリン・ヴィーデキング。彼は手帳にメモした。「 この会社、あと2年で死ぬ 」と。 〇絶望の数字が語る現実 当時のポルシェの状況は、壊滅的だった。年間販売14,362台。6年前の5万台から3分の1に激減。営業損失は約4,0...
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2026年1月27日 ∙ 11 分
『努力は報われる』という諸刃の剣ーなぜ優れたリーダーは努力を語らないのかー
〇さんまさんの警告 「努力は報われる」ーそう語るアイドルに、明石家さんまは「 その考えはやめた方が良いね 」と助言しました。 この言葉は、決して努力を否定したものではありません。「努力は報われるべき」という思考に潜む傲慢さへの警告です。努力が報われなかった時、世界や他者を責め始める。努力を「 成果を要求する権利 」に変えてしまう。そんな危険性を、さんまさんは見抜いていたのでしょう。 実際、ほとんどの人は何かしら努力しています。問題は努力の有無ではなく、 努力が正しく成果に結びつくか です。そして組織のリーダーが誤れば、「努力は報われる」という言葉は、人々のやる気を奪う劇薬になりかねません。 心理学の研究は、この直感を科学的に裏付けています。 〇努力が報われる3つの条件 努力が「必ず」報われるとは限りません。しかし、報われる可能性を高める条件は存在します。 1. 方向性が合っているか どんなに努力しても、間違った方向に進んでいれば望む結果は得られません。 戦国時代、武田信玄は騎馬隊の訓練に膨大な努力を注ぎましたが、織田信長の鉄砲隊という「方向性の違い」の前に敗れました。努力の方向性...
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2026年1月21日 ∙ 34 分
もし織田家がタレントマネジメントシステムを導入したら〜本能寺の変は防げたのか?〜
〇急成長企業が抱える人材マネジメントの課題 前回のブログ「もし戦国武将をC○Oにするなら?」が思いのほか反響をいただきまして、特に「実務に活かせる」「自社の状況と重なる」という声が多く寄せられました。歴史好きのビジネスパーソンって、意外と多いんですね。 さて、今回はその続編として、 織田家という急成長企業の人材マネジメント に焦点を当ててみたいと思います。 織田信長、この人は本当にすごい経営者でした。尾張一国の小大名から、わずか20年足らずで天下統一目前まで勢力を拡大。現代で言えば、地方の小さなベンチャー企業が、あっという間に業界トップに躍り出たようなものです。 この急成長を支えたのは、秀吉、光秀、勝家、利家といった優秀な家臣団。いわば、超優秀な幹部チームです。ところが、最終的に信長は明智光秀の謀反により本能寺で命を落とします。 ちょっと待って。優秀な人材が揃っていたのに、なぜ? これって、現代企業でもよくある話じゃないでしょうか。優秀な社員が突然辞める、幹部同士が対立する、組織が急に混乱する... もし織田家に現代的なタレントマネジメントシステムがあったら、この悲劇は防げたのか...
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吉田 薫
管理者
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