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執筆者の写真AKI IMAIZUMI

話を聴く時に意識したいこと

ラインケア研修や1on1のやり方研修で、部下の話しを聴く時に意識していただきたいこと

としてお伝えしている1つに、

”主役を奪わない”ことがあります。


相手を理解しようと、

自分の現状や、過去の自分に重ね合わせながら話を聴いていると、

「わかる、わかる!私も同じだよ!」

「わかる!大変だよね。私の時なんて、もっと不便でね・・・・・」

など、”あなたの気持ちがわかる私の話”になっていることがあります。


「わかる!私もね」と言われた時点で主役は奪われ、部下は「上司も大変だから」「昔はもっと苦労したんだから」など、上司基準で自分のことを考え始め、本音が言えなくなることもあります。

「私も同じだからわかる」は「同じ気持ちの私をわかって」というメッセージにもなりかねません。


「あなたが●●ということを私は受け取った」ということさえ伝われば、似たような経験談や同感を伝えなくても相手は話しやすくなるものです。

もしも、自分の話しになってしまったとしたら、「・・・と私の話しをしてしまったけれど、あなたの気持ちは●●なのですよね」と主役を相手に戻しましょう。


プロフェッショナルから人と組織を活かすきき方を学びませんか?




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