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執筆者の写真AKI IMAIZUMI

社外メンターだから”話せる”のではなく、社外メンターだから”聴ける” 社外メンター活用術

更新日:5月27日

社外メンターやヒアリングをお勧めすると、ご担当者様の表情が一瞬曇ることがあります。

「社外の人の方が話しやすいほど、わが社の空気は悪くない」と思うのかもしれません。

社外メンターをお勧めするのは、”社内の人には話し難い”からではなく、”社内の人の話しを聴き切ることは難しい”からです。

「今日は部下の話しを聴く!」と意気込んで1on1に臨んでも、いざ部下の話しを聴いているうちに、「そんなことを一々気にしないでほしい、勘違いを是正したい、励ましたい、気づかせたい…」等々、頭の中に自分の思いが湧き出てくると、相手の話しを聴くモードから、相手にアドバイスするモードにスイッチが切り替わります。業務上のアドバイスをするのは上司の役割ですから当たり前のことです。これを全て抑え込んで、話を聴き切りましょうというのは、ある意味修行ですし、部下もアドバイスを必要としている場合もあります。その点、社外メンターは業務知識が乏しいが故に、興味をもって、評価をせずに話を聴き切ることができます。そして、業務の具体的アドバイスはできない代わりに、質問によって、

本人の内省を深めたり、行動変容のきっかけづくりに役立てていただけます。

上司と社外メンターの応援の仕方が違うからこそ、

組み合わせてみませんか?


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