先日、セルフケア研修とラインケア研修を実施した事業所のご担当者様から、一通の封書が届きました。
開封すると、中には代表者様からのお手紙、担当者様からの手書きのお手紙、そして参加者様のコメントをまとめた用紙が入っていました。
手書きのお手紙をいただく機会がめっきり少なくなった昨今、このような温かみのあるお手紙に触れ、言葉では表しきれない嬉しさを感じました。

参加者さまのコメントには、おひとりおひとりが研修を通じて感じたことや学びを書いて下さり、私にとってかけがえのない財産です。
今回のフィードバックで特に多く寄せられたのは次のような内容でした。
「自分自身を気にかけることを忘れていた」
「自分が意外とストレスを抱えていることに気づいた」
忙しい日常の中で、自分の心や体の声に耳を傾ける時間はつい後回しになりがちです。
だからこそ、研修の場がその「きっかけ」にしていただければ幸いです。
メンタルヘルスケア研修は、決して目新しい内容ばかりではありません。研修のたびに大きく刷新されるものでもなく、内容の中には「何度も聞いたことがある」という部分もあるかもしれません。それでも、毎年1回、自分自身を見つめ直す時間を持つことは大きな意義があります。自分を大切にする方法を「思い出す場」として、こうした機会は必要不可欠なのだと思います。
ラインケア研修もまた、同じ意義を持つと考えます。日々の業務の中で、メンバーの状況や気持ちに気づく余裕を失いがちな私たちですが、この研修を通じて「自分が理想とするリーダー像」や「メンバーとの向き合い方」を再確認することができます。
それは、自分を含む職場全体がより良い環境になるための第一歩になるのではないでしょうか。
研修の参加者様から寄せられる声が、私自身の成長の糧となります。
これからも、いただいたお声を胸に刻みながら、メンタルヘルスケア研修の質を高め続けられるよう、研鑽に励みたいと改めて強く思いました。
最後に、この場をお借りして、研修にご参加くださった皆様、ご担当者様、そして代表者様に心から感謝申し上げます。
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